2014年 11月 20日
世界から猫が消えたなら |
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。
そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。
絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。
その男は自分が悪魔だと言い、奇妙な取引を持ちかけてくる。
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化、映画化!
「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」
僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計……そして、猫。
僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。
二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化、映画化!
この本を読み終えた日、映画化のニュースを聞いた。
正直、文章は漫画を読んでるようでう~んと言う感じで読み始めたのだけど
内容はさすが名プロデューサー、いい映画になる事でしょう。
もし、あなたが余命宣告を受けて「世界からひとつ何か消したら1日生き延びる」
と言われたら何か消しますか?
何を消しますか?
それとも消しませんか?
猫とのエピソードがたくさん出てくるので、私はそれだけで号泣です。
猫と暮らした事のある人はたまらないでしょう。
いや猫に限らずペットと暮らした日々がたまらなく愛おしく思い出されるでしょう。
自分にとって大切な物は何か考えさせられる1冊でした。
by suuko3077
| 2014-11-20 15:52
| 本