2011年 09月 02日
阪急電車 |
恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車……
関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、片道わずか15分の胸キュン物語。
電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく
―片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。
読み始めてすぐに「この本読んでよかった。」と思った。
その期待は最後まで裏切られる事はなかった。
私は基本的に恋愛モノは苦手だ。
だけど、こんなほのぼの系はいいね。
おばさんになっても羨ましいよ。
そうね、恋の始まりってこんな感じだったかしらね。
恋物語と平行して正義の物語が流れる。
そして、関係なかった人々がなんらかの形で繋がっていく。
袖触れ合うも何かの縁。
電車って面白い。
一緒に応援したくなる人々だった。
ここに出てくる孫連れの老婦人。
最近「眉山」を観た私は絶対宮元信子さんだな・・・と思っていたら
映画はやっぱり宮元信子さんだった。カッコイイだろうな。
DVDも観ないとね。
TVドラマ「フリーター家を買う」も有川浩さんの作品。
このドラマも大好きで私は毎週泣いてました^^;
他の作品は読んでないけど私のツボを心得ているような作者みたいだ。
心があたたかくなる本当にいい本でした^^v
by suuko3077
| 2011-09-02 14:53
| 本