2010年 06月 28日
東京バンドワゴン |

明るく、楽しく、懐かしく。平成下町大家族小説
東京下町で古書店を営む堀田さん家は、今は珍しき8人の大家族。
それも各自各様の超個性派ばかり。ご近所の不思議な人々が加わり、
日々事件が巻き起こる。今日は一体何が始まる?
巻末に「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。」と
綴られています。
その通り昔のホームドラマを思い出す楽しくて暖かいお話でした。
そうですね~今のホームドラマでなく・・・
「ありがとう」や「肝っ玉母さん」のような人情味がありますね。
亡くなったおばあちゃんの案内で話は語られていきます。
古書店「バンドワゴン」には次々と事件が起こっていきます。
それというのもかなり訳ありの家族だから^^
そのひとつひとつが下町人情にあふれていて心が温かくなります。
仲の良いにぎやか家族のお宅にお邪魔したような感じでした。
とっても居心地がよかったな。
なんか色々、不満や愚痴をこぼすより楽しく過ごそうと思いました。
こちらはシリーズ化されているようで他の作品も読みたいなと思います。
この家族、次はどんな事が起こるのか楽しみ。
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by suuko3077
| 2010-06-28 11:00
| 本